消閑の挑戦者 2 永遠と変化の小箱


消閑の挑戦者 2 永遠と変化の小箱 - 岩井恭平
夏休み。小槙は異能の科学者「アキヒコ」の招待を受け、灰火秋島に向かう。
だがその海路で超大型客船「うてな」は突然のシージャックを受けた!
辛くも逃げ出した小槙だが、灰火秋島ではシージャックの仲間が乗り込んできて・・・。


前作ががっちりハマッた物語だったので、続編ってのはきついんだろうな、と思っていたら、まるで違う雰囲気の物語。「ムシウタ」に近くなったかな。
たぶん、これが著者の最も得意とするところなんでしょう。
前作を気に入った人間が読んだらつまらないかといったら、そんなことはないけれど、もうちょっと小槙の活躍が見たかったかな。
天才ってのはうまく書ければ、かなり読んでいて面白いからね。
続編に期待。