ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん

ROOM NO.1301 しょーとすとーりーず・わん - 新井輝
目の前に倒れている女性。どうやら綾さんのようだ。
特に大事はないようだと思いきや、いつもと違う雰囲気。
え?記憶喪失に? - 「僕と綾さんの素敵な思い出」


健一と離れた生活を送る毎日。
そんなとき高校の同級生だった宇美からスパリゾート(銭湯)へ誘われた。
日常会話からなんだか話が妙な方向に・・・ - 「私と宇美と豪華なお風呂」


何で女性の私が皿洗いなのに、刻也君がウェイターなの?
会える時間なんてそんな無いのだから、刻也君にも裏方をやってほしかったのに。
ちょっとしたすれ違いによる気まずい雰囲気。
そんなとき、風邪を引いた私は・・・ - 「私と刻也君と素敵なタイミング」


刻也君の彼女の話は初読。なんか新鮮だ。
いつものようなエロエロな展開は一切無いせいか、物足りなくも感じましたが、
そこはいつものメンバのキャラでカバー。やっぱり 13階のメンバはいいよ。
小粒だけど味のある、三編(「僕と綾さんの素敵な思い出」は前後編だったから四編?)からなる短編集。