魔法使いに大切なこと 太陽と風の坂道 1 Saudade - サウダーデ

魔法使いに大切なこと 太陽と風の坂道 1 Saudade - サウダーデ - 山田典枝
魔法を使える人々がいる。
魔法能力は血縁で継承され、魔法が使える人間は研修を受け「魔法士」として生きていくことになる。
ナミは魔法使いではあったが、思ったとおりに魔法が使えないため、魔法嫌いになっていた。
親からの期待。将来への不安。そんな悩みを抱えたナミは高校三年生。
受験に向けて新たな決意を胸に迎えた新学期。
そこへ現れた転校生は、先日魔法で失敗したとき笑って許してくれた人だった・・・。


ころころ視点が変わるせいか、読んでるとひっかかる感触がたっぷりあって読みにくいことこの上ない。
でも高校生の仲間同士の恋愛、友情、嫉妬がなかなか良く描かれている。
なんとなく清涼なイメージの物語。
次巻へ続くようなので、これからに期待かな。