鬼刻 二人舞

行方不明者。それは鬼病の存在を予感させる出来事。
それは真朝の妹が通っている学校の生徒だった。
情報を集める志郎と優貴。当然のごとく出会う真朝の妹。
彼女を危険な目に合わせるわけにはいかない。
だがその時、志郎のセンサに引っ掛かるものがあった。
それは今までにない巨大な力を持つものだった…。


今回は真朝と妹の真夕の関係をメインとしたのだろう。ふたりがお互いを思う気持ちが伝わってくる。
そして新たな敵の登場。更なる裏を感じさせるその力。
同時発動した志郎の新たな能力。その力をどう活用するのか。
戦いは激しく、同時に残酷になっていく。
最後に見せた優貴の戦い。あれはいったい何だったのだろう。
大いなる転換を予想させるシリーズ第三弾。


鬼刻 二人舞 - 城崎火也



前作の感想: 鬼刻 コイヤミ