初恋マジカルブリッツ いいからあたしに恋しなさい!
結ばれた鼓太郎と祈梨。これから楽しい日々が待ち受けている!
だが、メールがない。手伝おうとしても断られるし、話しかけても逃げられてしまう。
僕のことが嫌いになってしまったのだろうか。
思い当たる節はただひとつ。
幸せに浸る鼓太郎はどん底にまで落ち込んだ……。
人を信じることは大変だと、思う。
恋を知る前は、好きな人のことなら、なんでも信じられると思っていた。
でも好きな人のことだからこそ、ちょっとしたことで不安になったり、心配になったりするのだし、
自分が自分に自信を持たない限り、相手に迷惑をかけるだけだと知った。
相手に話しかけるのにも緊張するようなふたり。
読んでるだけで気恥ずかしい関係は相変わらず。
もどかしいまでに前進しないけれど、そうじゃないとおもしろくない。
このままのペースでいってほしいものです。
この二人の関係さえ読めれば、後半の戦闘とかはどうでもいいかなと思ったり。
ちなみに今回の一番の萌えセリフ。
「同じナイショならのことなら、二人だけの秘密を作りたい、です」
くらくらするような場面とセリフが満載のシリーズ第2巻。
できれば次の巻はもっと増やしてほしいな。
前作の感想: 初恋マジカルブリッツ はじめていいます、大好きです