まぶらほ ふっかつの巻・きた

「お呼びしたのは、皆さんに渡すものがあるからです」
紫乃が差し出した飲み物。
それを口にした四人 − 玖里子、凛、舞穂、夕菜の体と心が入れ替わった?
わたしがあなたで、あなたがわたし。
そんな状態のとき、夕菜の母親が日本に帰ってきた!
短い滞在の間、母親をごまかすことができるのか……?


ハーレム状態であるものの、誰一人進展なしの状態は相変わらず。
今作では夕菜の母が初登場。おしとやかに見せかけての本性は親子そろってのことか。
和樹も大変だね。
一番好みの話は神代と千早の(というか神代だけか?)「カム・トゥゲザー」かな。
このあたりの話は連続して読むと面白い。
ラストで不吉な展開を予測させる会話がちらりと見えましたが、はてさて。


まぶらほ ふっかつの巻・きた - 築地俊彦