2006-04-10 オルフェの方舟 ブギーポップ・イントレランス book 上遠野浩平 「これはブギーポップの仕業よ」 この言葉に少女はきょとん、とした。 「へ?」 「あの死神が、ある人がどうしようもなくなる寸前に殺そうとして、それがある人が抗って、それはきっとオルフェウスに突きつけられた条件と同じくらいに厳しいことで、だからここは、こんなに滅茶苦茶に壊れてしまった ――」 切なくも美しい物語 → 感想