星界の紋章 3 異郷への帰還

肩にかかるラフィールの重みを意識すると、ジントの思考はまったくべつの方向へ飛んだ。
かつての彼女なら、こうやってすなおに肩を借りなかっただろう。航海日誌をもってジントにひとりで行け、と強行にいいはったにちがいない。
うれしかった。

素敵なボーイミーツガールなSFの完結編 → 感想