2006-08-11 火目の巫女 巻ノ三 book 杉井光 「……済まぬ」 やがて豊日が床に目を落とし、ぽつりと言った。 「なんであなたが謝る」 豊日は答えない。 伊月はおぼろげに、豊日の思っていることがわかる。 「国を造ったのはあなただし、わたしを連れてきたのもあなただけど、それがどうした」 迫力満点のジェットコースターノベル → 感想