エトセトラ上等。

「……ぼく、だって……後悔なんか」
「だったら甘えないで」
「――――」
「投げ出さないで。諦めないで。逃げないで。あなたの大切なものを、その手で守ってあげて」
涙で濡れた瞳に力が宿る。
「あなたの気持ちは誰かに認められて、肯定されて成り立つんじゃない。あなたの意思があって初めて芯が通るんです。あなたたちが思い合っているのなら、その手を放さないで」

短編集でも熱い思いは変わらない! → 感想