2006-08-23 エトセトラ上等。 book 三浦勇雄 「……ぼく、だって……後悔なんか」 「だったら甘えないで」 「――――」 「投げ出さないで。諦めないで。逃げないで。あなたの大切なものを、その手で守ってあげて」 涙で濡れた瞳に力が宿る。 「あなたの気持ちは誰かに認められて、肯定されて成り立つんじゃない。あなたの意思があって初めて芯が通るんです。あなたたちが思い合っているのなら、その手を放さないで」 短編集でも熱い思いは変わらない! → 感想