黄金の魔女が棲む森

「あなたの髪はちょうどいい白金で、あたしの赤毛でも、きっときれいな金髪の娘を産むことができるってこと。さ、するわよ」
「何を!」
「嫌なの?」
「いいわけがないっ。なんだ、その金の娘とやらは。孕むだと?たわけたことをぬかすにもほどがある!」 「じゃあ、金の娘はいいから、とにかくしましょう」
「何をだ!」

困難な道のりを明るさで乗り切り、最後でちょっとほろりとさせられるファンタジー。→ 感想