2006-08-27 黄金の魔女が棲む森 book 麻木未穂 「あなたの髪はちょうどいい白金で、あたしの赤毛でも、きっときれいな金髪の娘を産むことができるってこと。さ、するわよ」 「何を!」 「嫌なの?」 「いいわけがないっ。なんだ、その金の娘とやらは。孕むだと?たわけたことをぬかすにもほどがある!」 「じゃあ、金の娘はいいから、とにかくしましょう」 「何をだ!」 困難な道のりを明るさで乗り切り、最後でちょっとほろりとさせられるファンタジー。→ 感想