愁いは花園の中に カイルロッドの苦難 3

「そうかぁ。あれは夢じゃなかったんだ」
少女は微笑んだ。何もかもを悟った瞳をして。
「……パムね。カイルロッドのこと大好きだよ」
「俺もパムのことが大好きだよ」
小さな身体を抱きしめ、カイルロッドは言った。

全米が泣いた、と言いたくなるぐらい苦しいお話。 感想