吉永さん家のガーゴイル

『我の名は吉永家の人間がつけてくれた固体名だ。それを低級などとぬかす輩は吉永家そのものを傷つけたも同然だ』
「そっか」
一拍の間をおいて、
『―はじめて、我の名を呼んでくれたな』
双葉の身体が少し震えた。
『その、嬉しかったぞ』

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