BLACK BLOOD BROTHERS S 3―ブラック・ブラッド・ブラザーズ短編集 (3)

「スマイルです。ゼルマン様っ。笑って……笑って〜」
「いーから、やれ」
「で、では、いっそ冷めた目線でっ。超然と蔑視を向けるように……そ、そう、それです!もっと冷ややかに!もっと冷酷に……そうっ!」
「……あのな、サユカ。前から言いたかったんだが」
「あとでお聞きします!えいっ、えいっ、えいっ!」
パシャパシャと一心不乱にシャッターを切るサユカ。そのときの彼女には、ゼルマンをして口を挟むのを躊躇わせる何かがあった。

サユカ最高!もう大好きです。 → 感想