れでぃ×ばと!2

「今回の試験は『主人に尽くすこと』、ただそれだけです。午後五時までの間、パートナーの命令を執行してください」
……待て。今、なんて言った?
尽くす?命令を執行?
「終了後、パートナーの上育科生から簡単な感想と五段階評価を承ります。くれぐれも粗相の無いように」
にわかにざわつく教室の中、顔から血の気が引いていく感覚に秋晴は目眩を起こしそうになった。
理由は考えるまでもない。
横に立っている朋美の顔を見ると
「……予想以上に面白いことになったな」
くすりと微笑をこぼす ― 悪魔がいた。

コミカルさがたまりません。もうちょっと分量多くてもいいのに。→ 感想