影≒光 激突編

「これからも弟のこと、よろしくお願いします」
「―そんなこと頼まれるまでもないわ。光輝は私の弟子なんだもの」
変わらずに照れ隠しの素っ気無い声で言ったあと、ちらっと前に出された手を一瞥し ―
ルーシーは仕方ないという風を装って、ゆっくりと御影の手を握った。御影は微笑んで繋いだ手を揺する。
「だけど、だからって光輝を渡したりはしないからね?」

ブラコンとツンデレの激突。笑いが止まらん。 → 感想