2007-02-16 クリア・ヴォイス book 飯田雪子 「判ってないのね、坊や。あなたたちなんかより、私のほうがずっと彼に近いのよ。私のほうが、ずっと、ずっと彼を守りたいのよ。そのためだったら、憎まれたって、恨まれたって、そんなの大したことじゃないんだから」 「さんざん妨害しちえるくせに、まだそんな寝言をいうのかよ」 くすり、と笑う声が聞こえた。 「憶えておきなさいね。女はね、本当に大切なひとのためなら、鬼にも悪魔にもなれるのよ」 ところどころ微妙なんだけど、それでも惹かれるものがありました → 感想