ねじまき博士と迷い猫

「博士って、たのしみとかシュミとかないよね、ぜんぜん。びっくりするぐらい。なにかほしいと思ったことないの、研究以外で?」
「あるとも」
ふんと鼻を鳴らし、博士はくそまじめにこたえた。
「朝おきて、メガネをさがすためのメガネがほしい」

ほんとほしいな。じゃなくて、博士と山猫のような女の子のほのぼのとしたやり取りが素敵でした。→ 感想