プリンセスはお年頃!3

「本当に、私で、いいの?」
耳が尖っていて。
尻尾があって。
眼が紫で。
髪が銀で。
こんなにも ― 別の何かで。
「何を言ってるんだかな」
呆れたように彼が言ってくる。
「お前が、いいんだよ」

この人の物語の軽さって、ほんといいですよね。 → 感想