模造王女騒動記 フェイク・フェイク カーム・ブレイカー

「身の振り方が決まるまでは好きにしていいから」
「?身の振り方……?」
「居場所が ― 目的が見つかるまで、ここにいてもいいって言ってるんだよ」
「― それは本当か?」
パミルがぱっと微笑む。まるで太陽みたいだった。
その笑顔は― ただ純粋に可愛いと匡平には思えた。

定番的展開であっても、面白いから侮れない → 感想