とらドラ・スピンオフ! 幸福の桜色トルネード

緊張して、意識して、照れて、拗ねて ― あまりにも不器用な恋だった。煮詰まって戸惑って、見失いかけるところだった。
たった一つ、忘れちゃいけないことがあったのに。どんなにヘタクソな恋だとしても、これだけは忘れちゃいけなかった。それは「君が好きだ」と、言葉にできなくても、顔に出せなくても、全身で叫ぶように想うこと。そっぽを向いてはいけなかった。己にウソをついてはいけなかった。

恋の全力疾走に、当てられました。あー、もうたまらんね!ゆゆこさんのラブコメは!→ 感想