鋼鉄三国志 呉書異説

「天命に甘んじられるのですか」
「……なに?」
「動かしてみようとは、思われぬのですか」
孫策は笑った。なんら曇りのない、それは心からの笑いだった。
「愚問。天命など、もとより信じてはおらぬ。それがそなたの言う英雄なのではないか?おのれの翼を信じて飛ぶのみ。天など、誰が頼ろう。俺は、御免だ」

短編じゃなくて、長編で読みたかったなあ。→ 感想