花咲く丘の小さな貴婦人 林檎と花火とカエルの紳士

「違うだろ、だって、もらってもいないのにどう思うかわかるわけないじゃないか。そりゃおれだって、……おまえが一生懸命つくったのをもらってみりゃ使う気になるかもしれないし」 「あなたが?そんなわけないじゃない」 「決めつけるなよ」 「……だったら、使うのね?」 「え?」 「つくってあげるわよ、一生懸命にね。ゴミ箱行きにしたら、ぜったい許さないから!」

あー、もうニヤニヤがとまらない!寄宿舎での出来事も面白かったけど、ジェラルドとの間に新たに生まれた関係に、クーといいたくなりました。続き出てほしいなあ。出てくれないかなあ。→ 感想