邪神は嗤う 封殺鬼シリーズ 5

「九天地会の件に関してはくれぐれも勝手な行動は慎むよう、酒呑童子には伝えておくことだ」
「……彼の行動についての責任は私が負います」
弓生の声は低かった。
達彦は軽くうなずき、視線を庭園のほうに転じた。続く言葉は、ひどくもの柔らかに。
「言うまでもないことだが。命令に従わぬ使役鬼など、『本家』には必要ないんだよ」

ついにきたか!こっち側はかなり手詰まり状態になってるだけに、追い込まれそうな予感がひしひし。ああ、どうなるんだろ。→ 感想