日日日作品が話題にならない?
一応、日日日作品は全部追っかけてますが……
デビュー時は話題性抜群だったけど、いまは沈静化しているように見える。話題性と売り上げが反比例している。あと、狂乱・蟲と眼球・アンダカについて、狂乱以外の二作はどうなっているのか。(中略)それほど売れているようには思えない。なぜ狂乱だけ売れているのか…。
http://d.hatena.ne.jp/sunanotori/20071026/1193398599
狂乱って、四巻まではとても面白かったけど、そのあとは下降気味というか、話が広がりすぎて、うーん、という感じがしているので、売れてると聞くと、個人的には意外に思う。
蟲と眼球は、一巻はそれほどでもないんだけど、巻を重ねるにしたがって面白くなった作品でした。オチはちょっとアレでしたけど。最後の後日談はあってもなくても。
アンダカは、三巻まででいったら完璧。三巻が盛り上がりすぎたせいで、四巻以降、若干落ちるかなーって感じがないでもないけど、第三部となる七巻からまた上がってきた気がする。
というわけで、日日日でシリーズをお勧めするならアンダカなんだけど……って、別にお勧めの話をしているわけじゃなかったか。
話題にならないのは、作品数が多すぎて追いかけるのがつらくなるとか、どの作品も同じぐらいの面白さなので(悪く言ったら、突出したものがない)、話題に上がりにくいとかそんな感じじゃないかなあと思ってますが、どうなんだろう。
ただまあ、なんと言いますか、日日日の小説で一番好きな作品はと聞かれたら「私の優しくない先輩」を挙げる人間のいうことなので、当てにしないほうがいいです。