日日日作品が話題にならない?

一応、日日日作品は全部追っかけてますが……

デビュー時は話題性抜群だったけど、いまは沈静化しているように見える。話題性と売り上げが反比例している。あと、狂乱・蟲と眼球アンダカについて、狂乱以外の二作はどうなっているのか。(中略)それほど売れているようには思えない。なぜ狂乱だけ売れているのか…。

http://d.hatena.ne.jp/sunanotori/20071026/1193398599

狂乱って、四巻まではとても面白かったけど、そのあとは下降気味というか、話が広がりすぎて、うーん、という感じがしているので、売れてると聞くと、個人的には意外に思う。

狂乱家族日記壱さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記弐さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記 参さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記四さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記 伍さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記 六さつめ (ファミ通文庫)狂乱家族日記 七さつめ (ファミ通文庫 あ 8-1-7) (ファミ通文庫 あ 8-1-7)狂乱家族日記 八さつめ (ファミ通文庫 あ 8-1-8) (ファミ通文庫 あ 8-1-8)

蟲と眼球は、一巻はそれほどでもないんだけど、巻を重ねるにしたがって面白くなった作品でした。オチはちょっとアレでしたけど。最後の後日談はあってもなくても。
蟲と眼球とテディベア蟲と眼球と殺菌消毒 (MF文庫J)蟲と眼球とチョコレートパフェ (MF文庫J)蟲と眼球と愛の歌 (MF文庫J)蟲と眼球(めだま)と白雪姫蟲と眼球とダメージヘア (MF文庫 J あ 2-6)
アンダカは、三巻まででいったら完璧。三巻が盛り上がりすぎたせいで、四巻以降、若干落ちるかなーって感じがないでもないけど、第三部となる七巻からまた上がってきた気がする。
アンダカの怪造学(1) ネームレス・フェニックス (角川スニーカー文庫)アンダカの怪造学(2) モノクロ・エンジェル (角川スニーカー文庫)アンダカの怪造学(3) デンジャラス・アイ (角川スニーカー文庫)アンダカの怪造学〈4〉笛吹き男の夢見る世界 (角川スニーカー文庫)アンダカの怪造学〈5〉嘘つき魔女の見つめる未来 (角川スニーカー文庫)アンダカの怪造学 6 (6) (角川スニーカー文庫 185-6)アンダカの怪造学 7 (7) (角川スニーカー文庫 185-7)
というわけで、日日日でシリーズをお勧めするならアンダカなんだけど……って、別にお勧めの話をしているわけじゃなかったか。
話題にならないのは、作品数が多すぎて追いかけるのがつらくなるとか、どの作品も同じぐらいの面白さなので(悪く言ったら、突出したものがない)、話題に上がりにくいとかそんな感じじゃないかなあと思ってますが、どうなんだろう。

ただまあ、なんと言いますか、日日日の小説で一番好きな作品はと聞かれたら「私の優しくない先輩」を挙げる人間のいうことなので、当てにしないほうがいいです。
私の優しくない先輩