アキカン! 3缶めっ

「ちがうの!あたしのことじゃないわ!そんなことじゃない!馬鹿にしないで!自分の命が惜しいわけじゃないんだから!」
「な、どうしたんだよ」
「あたしは、あんたが、カケルがあんな目にあって、それがくやしいのよ!あんなやつに殴られて馬鹿にされて、すごく、すごくすごくすごくむかつくのよ!あたし、あたし」
メロンは一旦息継ぎをすると、涙と鼻水と唾でぐしゃぐちゃになった顔をことさらカケルに近づけ
「あたし、カケルの力になろうと思ったのに!」

ここで終わるか!と言いたくなる上下巻構成。お互い相手を大切に思っているが故の溝をどうやって埋めていくのか楽しみ。→ 感想