聖剣の刀鍛冶

「俺はあくまで力を貸すだけ。最後の一手を決めるのはお前だ。できるかセシリー・キャンベル」
それは愚問である。できようができまいが、この状況で突きつけられた要求を撥ね退けるに足る理由は存在しない。
できるできないではない、
「やる」
のだ。
「機会は一度だけ、失敗すればお前は死ぬ。それでもいいんだな?」
「くどい!」

「騎士に二言は無いッ!!」

不器用でも真っ直ぐな人たちのやり取りが熱いです。「上等。」シリーズは途中ちょっとアレでしたけど、この話なら、安定しそうな予感。 → 感想