マリア様がみてる キラキラまわる

「何にしても、誘ってくれて嬉しかったわ」
ありがとう、とお礼を言われて、瞳子はあわてて訂正する。
「誘うって言ったの、お姉さまだから」
すると。
「……ふうん……」
「何?」
変な間のわけを訪ねると、可南子さんは頬杖をついて冷ややかに言った。
「『お姉さま』、板についてきたじゃない」

ただ遊園地で一日過ごしてるだけなのに、なんでこんな楽しいんだろ。 → 感想