西方の夢に棲む姫君 クリセニアン夢語り 3

「そうか。それじゃ、お前も、あの地底の皇国に行ったんだな、夢の中で。そしてデュオン皇子に会ったのか?」
「デュオン皇子?」
「赤い眸の、エル・デオの皇子だ。おれたちの夢から夢へと旅をしていく―夢に棲む皇子だよ」

だんだんと見えてきたけど、まだ先は長そうだ。そろそろ、冒険よりも陰謀劇になってくれると嬉しいけど、さてさて。 → 感想