君のための物語

「私にもまだ何かできることがあるのだろうか……」
呼び止めるでもなく零れ出た呟きに、彼は珍しく律儀に反応を示した。
「さあ、僕のは本当のところは分からないけどね。ただ一読者として言うのなら、それが面白い作品だったら、続編なり、違う作品なりをその作家に期待するんじゃないかな?」

あー、もうホントすばらしい物語でした。こういう雰囲気のお話大好き。読み終わったあと、イラストを見直すと、涙が出る。→ 感想