ヴぁんぷ!(4)

「私は、言われるまでもなく金を持っている。他の誰よりも、誰よりもな」
「自慢ですか?」
「だからこそ、金で買えぬ物のありがたみを知っているつもりだ」

「つまり、我々吸血鬼にとっては、『組織』がそれにあたるのさ」

ちょっと変わった吸血鬼話……っていうか、これ吸血鬼?という連中が騒ぎまくってくれるお話でした。ま、それより何より、吸血鬼と人間の恋の行方が楽しみなわけですが。 → 感想