2009年4月の読書記録

読書メーターによると、4月に読んだ本・マンガは 79冊。先月は100冊超えてたので、かなり減少ですね。感想数は57なので、いつもと変わらず。
でるたんプロジェクト的には、コラフェリと聖剣の刀鍛冶を読み終わったぐらいかな。5月はMissing(13冊)と雷の娘、シェクティ(7冊)を読む予定。

さて、4月のベスト3と言ったら、まずは何をおいても豊島ミホの「エバーグリーン」です。
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甘酸っぱい中学の時の話と、夢を叶えて十年後に会おうと約束した日が近づくにつれて見える現実は、とても辛いんですが、最後に前向きな形で歩いていくシーンが、とても素晴らしいです。個人的にドンピシャでしたので、大絶賛お薦め。[感想]

ライトノベルの新シリーズでは、地図を描くのが好きな王女リーナの冒険が描かれる「星図詠のリーナ」が良かったです。
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白い地図がちょっとずつ埋まっていき、町の様子が見えてくる過程には、とてもワクワクさせられる。侍女・傭兵・老騎士の一団で繰り広げられるユーモアあふれる掛け合いも見逃せません。続きが出るらしいので、これからも期待ですね。[感想]
シリーズものではこれを置いて他にないです。「BLACK BLOOD BROTHERS 10 銀刀出陣
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血族の重さが語られるところでカーサに思わず同情させられて、九龍の血統はどうなるんだろうと思ってしまう僕がいましたが、いやはやさすがだなあ。この狡猾さはカンパニーもきついのでは……と思ったところで出てくる副題の人物に大興奮です。ここまで盛り上げてくれたら、次の最終巻を期待しないわけにはいかないでしょう。今からでも遅くないから読んでほしいシリーズのひとつですね。[感想]

この他では「ソードアート・オンライン(1) アインクラッド(感想)」「オルキヌス 稲朽深弦の調停生活(感想)」が良かった。
前者は王道ゲームファンタジーとして(どうやって続けるのかすっごい気になってます)、後者は幻獣との交流物語として。
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さて、五月はどんな物語と出会えるのか楽しみです。