A=宇宙少女2×魂の速度

彼女に会いたい。彼女に会ってもう一度話がしたい。
それは目的を定めた行為でも、打算に裏打ちされた手段でもない。純粋にそうしたいと願う、反射運動にも似た衝動。
自分は見つけ出したのだろうか、と孝文は思う。
恒常的な微熱のように、水泳に傾け続けた情熱。それに代わるものを、自分は見つけ出したのだろうか。

オカルトと科学を題材にしながら描かれる青春模様が素敵だった。このあと、いじらしい三角四角の関係が出来上がることを思うと、続きが読みたくてしょうがないです。「それはもう恋でしょう?」→ 感想