身代わり伯爵の花嫁修業(3) 禁断の恋の手記

「忘れましたか?」
忘れさせてあげるとはこういう意味だったのかと、その時初めて気がついた。
「う……ん、忘れた気がする……」

あーもう楽しい。ミレーユの突拍子もない発想や行動は、見てるだけで元気になるなー。余裕の無いリヒャルトが、ミレーユに気持ちをほぐされていく様が伝わってくる。彼の甘い言葉は彼女を思う気持ちのほんの一端なんだろうなと思うと、何とも温かくなりますね。→ 感想