北陸リベンジ・一日目（富山編）

富山に行くといっても、そんなに早く出るわけではないので、朝はゆっくりできると思っていたのに、いつも仕事にいくときの時間に目が覚める。寝たの遅かったのに、なんで……
気を取り直しつつ、二度寝しようとしたけど、眠れないのはいつものこと。そのくせ、ウダウダと過ごしていたら、家を出る時間ギリギリになって、慌てて飛び出す始末だから、もっと心に余裕を持とうとおもいました。ん、余裕をぶっこいてたから、ギリギリになったのか？
そんなわけで二ヶ月前のリベンジよろしく北陸への旅。今回は一人じゃなくて、コモリさんと一緒だから大丈夫と勝手に思ってました。何があるとか予習しないまま当日を迎えるレベル。
大宮駅で待ち合わせて、新幹線に乗って（切符の通し方がよくわからなかった）、まずは越後湯沢まで1時間。あっという間だった。最近あった話とかしてると、話題が尽きない。
なんだもう到着かと越後湯沢の駅に降りたら、外は雪景色。寒っ、寒っ！関東はあんなにも穏やかな天気だったのに……って、天気は悪くないんだ。単に、雪があって、寒いだけか。
「はくたかとの乗り換えは、八分しかないですから」とコモリさんに言われて焦りつつも、写真を撮る僕らがいました。

今度は二時間の旅。何駅か止まるのかと思ったけど、一番始めの駅に到着するのが、一時間後だとは思わなかったぜ。
そして途中は、雪景色を満喫しました。「このために電車で行きたかったんです」とはしゃぐコモリさんが眩しい。

トンネルが多かったこともあったけれど、電波が入らないことが多く、twitterやるのはあきらめて、蜃気楼が見える町（だったっけ？）魚津に停車し（駅なのに、電波入らない）、次……どこだったっけ。富山駅に到着する15分前ぐらいにもう一駅停車して、のどかな風景をみつつ、話したり、眠くなってきたりの二時間を過ごして、無事到着。

すでに到着していたこんこんさんと合流して、ちょっと荷物をコインロッカーに預けようとしたら、お金だけ飲み込まれるハプニングがあったりしましたが、大きなトラブルはそのぐらいでしょうか。なんと珍しいことよ。
ただまあ、とてもこんこんというべきか、曇り空で時折雨が降ってきたりするんだけど、その程度で済んでよかったと思うべきかもしれませ。
まずはお昼ご飯にしようということで、コモリさんが見つけた黒ラーメンのお店にいってみた。ほんとに黒かった。

三人が三人とも黒ラーメンを頼んだけど、誰か一人でもいいから白ラーメンを頼めば、ちょっと味見が出来たのにと思ったのは、食べおわったあとでした。色から想像するほどに、濃い味ではないんですが、喉が渇くことは間違いない。コモリさんの水分補給量がすごかった。
ちなみに白エビの天ぷらも頼んでみたら、これがすごい美味しかった。むしろこっちのほうがおいし（ry
この時点で13時半。ライブは開場が17時ぐらいだったかな。約4時間をどうすごすかという計画をここで始めるあたりが、とても僕ら。
同じビルに図書館があったときには、ここで本を読んでればいいんじゃね？と思った僕がいたのは気のせい。
ライブ会場は駅から歩いて10分ぐらいのところで、そこからあまり離れるわけにもいかず、お土産屋さんをぶらぶらしつつ（コモリさんがケロリンをとても気に入って、売り場からなかなか離れなかった）、市内の観光名所案内みたいなものをみて、富山城いってみようかということに。
外に出たら雨なんですけどね。
歩いていけるところだったけれど、路面電車が走ってるので乗ってみようぜということになったものの、どれにのっていいかわからず、妙にスタイリッシュな路面電車に驚いたりと騒ぎながら、とりあえず来たものに乗ってみた。ガタゴト揺れ方がすごかったけど、なんか楽しい。

で、富山城。お城っていうと、大きなイメージがあるんだけど、富山城はあれ？って思うぐらい小さかった。

中は郷土博物館になっていて、豊臣秀吉が破城したとか、天守なかったとか、いろいろへーと思ったり。あと兜がすごかった。あれ実際に被ったら、首が折れるんじゃないかと思うぐらい、縦長だった。前田家すげー。
あと一番上から展望ができるということで、いってみたけれど、隣のビルの方が高（ry
そのあと隣接している佐藤記念美術館にいってみた。何展だったかは忘れてしまいましたが、ここでウフコックと出会えるとは思わなかった。「ネズミの吉兵衛」と呼ばれるほどの人が作ったネズミは、今にも動き出しそうで、すごかった。
ちなみに郷土博物館から美術館までの道のりで、傘をさしていたら、家族で来ていた女の子が「降ってないじゃん、なんで傘さしてるん？」と言ってて、すみませんって言いたくなった。北陸では、このぐらいの雨の日を曇りというんだそうです。
そのあとに市役所にある展望台へ。お城よりもずっと町を展望できました。地上70mの高さからみる風景は、晴れていたら……と思わずにいれれませんでしたが、よかったです。設置されている望遠鏡は、お金をいれなくとも使えてびっくり。
開場時間まではまだあったけれど、とりあえずライブ会場を確認してみるかと、目の前の県民会館へと足を運ぶ。……ほんとうにここでやるのかと不安になるぐらい、 Kalafinaの文字が見当たらなかったんですが、中に入ったら人がたくさんいてホッと一息。ちょうどグッズの先行販売終了間際だったので、とりあえずTシャツ買う僕とコモリさんがいた。
仕事があったので合流が遅れた地元の人も開場時間ぐらいにやってきて、さて移動。コモリさんが足つった痛いとか騒いだりなんだりありましたが、中に入ったら、思ったより近かった。ライブタイトルであるMagiaから始まって、聞かせたかと思ったらノリに乗らせて、ほんとよかったです。ヒストリアの曲を初めて聞いたけど、とても印象に残る曲だった。
最後に持ってきた光の旋律に、こう、グッとくるものがあって、とてもよいライブでした。
そのあと電車に乗って金沢に。明日は金沢地元の人に観光案内してもらう予定だったので、それならさっさと移動しちゃえばいいんじゃねってことになったんです。
初北陸ですから、金沢も始めてですが、駅がとても広い！でも有人改札だったりする。建物を外から見たコモリさんは言いました。「ガメラとかに壊されそうな建物だ」とてもよくわかる。
ご飯何食べるときかれても……という僕らなので、案内人にはご迷惑をかけたと思ったけど、本人が一番楽しんでたのでいいや。魚がとても美味しくて、ぱくぱく食べてた。
本好きが集まるからと言って、本の話が始まるとは限らないわけですが、いろいろと酷かった。違う世界の話ではあったけれど、そこまで萌えられる対象があるのはすごいなと思いつつ、自分はまだまだ大丈夫だと思いました。
そのまま日付が変わるまで飲んで、おいおいこの時間からチェックインつて大丈夫なのかと思ったのに、とても平気だった東横イン。さすがに眠かったので、シャワーは明日でいいやと布団に入って、一日目終了。