「わたし、古書が大好きなんです……人の手から手へ渡った本そのものに、物語があると思うんです……中に書かれている物語だけではなくて」 普段は内気で、それなりに会うようになっても、なかなか大輔と話が弾まない栞子が、本の話になると、目を輝かせていろい…
富山に行くといっても、そんなに早く出るわけではないので、朝はゆっくりできると思っていたのに、いつも仕事にいくときの時間に目が覚める。寝たの遅かったのに、なんで…… 気を取り直しつつ、二度寝しようとしたけど、眠れないのはいつものこと。そのくせ、…
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