2011年7月9日の日記

本日はヅカオフ。きっかけは、一度ぐらいは宝塚いってみたいよね、という一言だったわけですが、聞きつけたさりさん(僕の知り合いの中では一番の宝塚ファン)が、チケットをとって読んでくれました。ならいくしかない。

一番の不安はどうやってたどり着くかということ。大阪に行くと言うと、必ず、梅田はダンジョンとか脅されたので、あそこは近寄らないことにする決意。

そもそも大阪に遠征するのに、まったく観光する気がない時間設定をするあたりが、僕のやる気を表していますが、いやまあ、あれですよ。宝塚にたどり着くまでが、僕の今日のお仕事なんですよ。

家から出たら、とんでもない蒸し暑さで、もう帰ろうかなと思うほどでしたが、頑張って電車に乗り(涼しかった)、飛行機に乗り(二次元バーコードトラップは回避)、伊丹空港に予定より早く到着したおかげで、電車による移動ではなく、シャトルバスにでいけることがわかって、とても順調でした。ええ、順調でしたとも。降りるバス停を間ち……、変えたのは、ちょっと歩きたくなったからです。ちゃんと到着したんだから、こまけぇこたぁいいんだよ。

ヅカオフの他のメンバー(さり、葉月、まろん、こんこん)は、人が汗だくになって歩いている中、ご飯を食べていたらしいですよ、ああそうですか。

ひとまず外は暑いから、中に入って休もうと思ったけれど……ちょうど公演が終わった直後だったらしく、女性の群れ、げふんげふん、がやってきたので、飲み物だけを買ってそっと外に出ていた僕がいた。

ちょっと待ってたら、みんながやってきたので、中に入ったら……おお、劇場っぽい!と思ったけど、劇場だった。入り口なのに、そのまま舞踏会とか開かれそうなところだった。

座席は、2階の前の方。すんごい段があるから、前の人の頭で見られなくなるなんてことはない。僕は劇場とかよくわからないですが、見た瞬間連想したのは、スターウォーズの会議の場面だった。あんな感じの場所。

今日見たのは「ファントム」です。どうやら男性にも人気らしいです。こんなに女性率が高いのに……と思ったけど、見回してみると、たしかに男の人はポツポツいたかな。

ま、そんなことはいいか。

舞台をみたら、オケの人が前の方にいて、変な感じがした。あれは普通なのかどうかよくわからない。

始まったファントムは、もうファントム役の人が格好良くてどうしようかと思いました。あの声は惚れる。

話の筋は……オペラ座の怪人の原作をちゃんと読んでないので、何とも言えないんですが、あれ、どうみても、クリスティーヌが悪いよね。天使のような声とか言われてたけど、小悪魔だった。

個人的には、父親との和解にびっくりしたんだけど、僕だけだったらしい。そうか。あそこで銃を預かったのは、後ろから撃つための伏線じゃなかったのか。

いろいろツッコミをいれつつ(たぶん間違ったツッコミがおおい)、本当に楽しかった。途中30分の休憩があったけれど、15時から18時まで魅入ってました。

……ああでも、最後の15分は、ちょっと、よく、わからないものが、あって、あれは、どこの新世界だ。

アレみたら、ファントムの印象が全部吹っ飛んだんですけど。

普段なら、あれがもっと長い時間続くらしい。うーん、15分でもお腹いっぱいだったんだけど、それが1時間以上続くとか、どんなんだろう。僕にはまだまだ修行がたりないと思うのです、こんこん先輩に任せようと思います。

観劇後は、梅田に出てきたご飯。インド料理を食べてきました。カレーの辛さは普通を選んだけれど、ぜんぜん辛くなかった。よかった。激辛を頼んだ葉月さんが、ぜんぜんだと言っていたので、全体的に辛さ抑えめだったのかな。ま、そのぐらいでいいですよ。

わりと料理が出てくるのがゆっくりだったせいで、帰りのバスの時間がせまっていたまろんさんは、途中でお帰りに。最後の一品が出てくる前に、帰らなきゃいけなくなるんじゃないかと、ハラハラドキドキでした。

途中で、iPhoneの充電ケーブルが使えなくなり、僕の帰り道が危うくなりましたが(全ての情報はiPhoneに入ってる)、梅田のヨドバシでケーブルを買ってことなきをえました。みんなありがとう。

ホテルまで無事にたどり着けるか不安でしたが、実は目の前だったりして、なんだよ。すぐ部屋にはいれて、ごろんとなったら、動く気がなくなりました。

そんな大阪の一日。
明日は、家に帰る頃にという大仕事が待ってる……