2011-07-31 夢みる嘘つき人形 book ☆☆☆ しらせはる 「ぼくたちは大学のときあらゆる問題について議論を重ね、時には実践から学ぶことを試みたじゃないか。ぼくはいま、きみを愛していると言い、きみはそれが幻想に過ぎないという。どちらが真実か確かめるために、ぼくの欲求を満たしたうえでの気持ちの変化を見るんだ」 「体を開いて、フィオナ……実践のために」 ええわかってます。コバルトだってわかってますとも。それでも、こんないい場面だったら、もっと、こう、深く、入り込んでも、いいんじゃないでしょうかと思った僕は間違ってない。→ 感想