豆本ワークショップにいってきた

3月3日は広島へ。文学少女ななきさんによる豆本ワークショップに参加してきました。
……広島って遠いね。新幹線で4時間の旅路。前日遅くまで飲んでいたおかげで、寝不足な身には辛かった(電車で眠れない体)。腰がおヤバいのはいつもどおりである。
広島駅から会場まで、どうやっていこうかなと思っていたら、路面電車が走ってたので乗り込んでみた。乗るのはいいけど、どうやって降りるのかよくわからなくて、わりと焦ったのは内緒である。
降りてから会場までの道のりは、iPhoneにおまかせでした。事前にまるで調べていなかったけど、なんとかなるものですね(よくない傾向)。

会場入りする前に、こんこんさんと合流。久しぶりだったので、いろいろいじめておいた。ちなみに、今回のワークショップの参加者は、ほぼDk組です。なんだこのグループは。

会場入りして受付して、まず始めにやったことは、針に糸を通すことです。本を綴じるのに使うとのことですが、これがいきなり難関……穴が大きな針だから、簡単ですよねという言葉は、プレッシャーにしかなりませんでした。この作業に限らず、Dとkの最下位争いは、毎回白熱していたのは余談である。

パーツは全部ななきさんが準備してくださって、それを組んでいくだけですが、バラバラだったものが、だんだんと本の形になっていくのは、なんだかワクワクしていきますね。
たまに、ななき先生の厳しいチェックが入りますが。ひとつの作業を終えて、ななき先生が手に取ったときの緊張感たるや!
「あー」とか「ちょっと……」と言われた回数は、さてどちらのほうが多かったかしら。

あ、でも、化粧裁ちは、誉められた。ああいう力を極力抜いてする作業は得意です。逆に思いっきり力を入れろといわれたら、間違いなくできません。*1

ちなみに、ブログ用に写真でも撮ろうかと思っていたけれど、作業しながら撮るとか無理すぎです。
いま、この形で、抑えている指を、動かしたら、僕はもう直せない。
みたいな。

そんなこんなで、約3時間の作業を経て、出来上がった……けど、プレスしてのお持ち帰りなので、ちゃんと中が見られなくて残念。そこに物語があるのに読めないだなんて!と思っていたら、ななきさんが、僕とこんこんさんだけに、Dk本をプレゼントしてくれました。

とてもニヤニヤな内容でしたよ。

とまあ、そんな感じで楽しい豆本つくりでした。今度は自分の好きな作品(青空文庫とかだったらいいよね)で豆本を作ってみたいなとか思った。

ちなみに、ななきさんを含む九人の豆本作家さんが、2012年3月23日から4月4日まで、渋谷で豆本展をやるそうです。

ワークショップもあるとのことなので、興味があったら是非。

ワークショップ後は、みんなでお好み焼きを食べに行って、ちょっと甘いものを食べに行こうと喫茶店みたいなところにいって、気づいたらでるたさんが寝る時間を過ぎてました。どんだけ話し込んでいたんだか。

観光とかは一切しなかったおかげで、広島に行ってきたよ!という感じはそんなにしないんですが(そういえば、宮島観光組から、ミスター揚げ紅葉なるたすきを掛けた誰かさんの写真が送られてきたなあ。こんこん、おっと咳が)、楽しかった。

そして旅行とか出かけた後の、週明けのどんより感と言ったら……

*1:えるしってるか、でるたは、自動車のオートマ教習で、キックダウンができなかった