2012年11月5日の日記

昨日から具合がよろしくない。寒くなったからかなあ。頭痛はよくあることなので気にしてないんだけど、目からくる頭痛は、吐き気を伴うので、ちょっとね……さらにはお腹の具合もよろしくないので、地味につらい。たまにおとずれる目まいとか、ふらっとくるから怖いな。一番つらいのは、目の疲れがたまると本が読めないことで……

とか書いてるうちに、節々が痛いことがわかってきたので(鈍い)、これ、たぶん風邪だ。風邪かー、おかしいな。例年なら、もうちょっとあとに引くのに……。もしかしたら、ミレニアム読んで、夜更かししたのがよくなかったのかしら。規則正しい生活に戻していかねば。

ちなみにミレニアムは、すっごい面白かったです。この先が読めないとか残念でならない……

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3  眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(下) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

週末は、本だけじゃなくて、映画も見ました。「ある侯爵夫人の生涯」と「陽気なギャングは地球を回す」の二本。

「ある侯爵夫人の生涯」は、18世紀のイギリスを舞台にした実話を元にした映画らしい。若く美しいジョージアナが、大貴族である侯爵と結婚したが、貴族の義務として男子の後継者を産むことしか望まれてないことを知って……というお話。明るい性格と独特な感性から、多くの人に好かれたにもかかわらず、夫からは愛情を示されなかったというジョージアナのやりきれない気持が、何とも言えない。しかも、夫は浮気性で、いろんな人に手を出すんだけど、よりによって……女性の身分が低かった時代は、本当につらいな。
辛いのは彼女だけではないことはわかるけれど、頭でわかっていても、というのはありまして、どこか達観したような寂しさを見せられましたが、それでも折り合いをつけていき、幸せを見つけていくお話だと思いました。良かったです。あと、衣装がとても素敵だった。

「陽気なギャングは地球を回す」は、演説の達人、嘘を見抜く力を持つ人、天才スリ、正確な体内時計を持つ人というメンバーで銀行強盗をするお話。原作からして面白かったけど、映画でも面白かった。あのスピード感と痛快さはたまらないな。さくっと見れて楽しめるお話でした。
雪子役の鈴木京香がきれいで、演説の達人の妻役の加藤ローサが可愛かった。