2012年12月17日の日記

昨日は、引っ越してから初めての選挙。投票所は、ご近所さんの小学校。大人が遊具で遊んでた。時間があれば、僕もあのすべり台やってみたかった……と思ったとか思わなかったとか。

投票の後には、国立劇場へ。文楽を見に行ってきました。

以前に三浦しをんの「仏果を得ず」(感想)を読んでから、一度は見てみたいなと思いつつも、腰が重いでるたさんは、なかなか動かなかったんですが、ようやく叶うことができました。彼女さんのおかげですね。それと、チケット取りを手伝ってくれた方のおかげでもあります*1
というわけで、初文楽12月文楽鑑賞教室公演は、「靭猿」と「恋女房染分手綱」のうちから、道中双六の段と重の井子別れの段という演目

どんなものかとわくわくしながら見ていましたが、人形を三人で動かすってところからびっくりで(それすら知らずに見てた)、この動きがとても自然でさらにびっくり。どうやって合わせてるのか不思議に思いました。あとで解説があった時に、動きで伝えてるとかいってたけど、それにしたってなあ。すごい。
表情なんてそんなにないはずなのに、いろいろ感情が伝わってくるし、女の人には色気も感じるほど。気づけば、人形だけしか見えなくなっていました。すごい。見に行って良かった。

ちなみに物販コーナーで、「仏果を得ず」とエッセイ本「あやつられ文楽鑑賞」が販売されてて、ちょっと笑った。

仏果を得ず (双葉文庫)

仏果を得ず (双葉文庫)

あやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫)

あやつられ文楽鑑賞 (双葉文庫)

*1:前から四列目と言う、あまりにいい席だったので、錬金術師の称号を手にしたとかいうのは、内輪の話