2013年1月21日の日記

昨日はなんだか具合がよろしくなくて、布団の中でぐだぐだと一日を過ごした。ま、たまにはこういうことがあってもいいんじゃないかなと強がりつつ、やっぱり今日もそれほどよろしくない。なんなんだかな。社内ではインフルエンザが流行り始めてるって聞いたけれど、僕の周りではそんなこともないし、そもそも熱はないし……疲れてるのかしら。

今日も今日とてぼっち。そして冷房が効いた部屋でお仕事。ほんと、何でこの時期に冷房がついてるんだか(別にサーバルームで仕事してるわけではない)。

つい先日、芥川賞直木賞が発表されたかと思ったら、今度は本屋大賞ですか。ノミネート作品で読んだことがあるのは、光圀伝ぐらい。単行本は、よほどのことがない限り読むことはないと思いますが、電子書籍になってるなら読んでみようかなと思って検索してみたら、ノミネートされた11作品中、4作品がKindleストアにありました。
驚いたのが「楽園のカンヴァス」。単行本だと1680円するのに、Kindle版だと640円。なんでだ……?一時的なものなのかよくわからないけれど、とりあえずポチっとく。
あと、光圀伝は、電子書籍で三冊に分ける意味がわからない。
晴天の迷いクジラ光圀伝 電子特別版 (上) (角川書店単行本)楽園のカンヴァス64(ロクヨン)

どうでもいいけど「ほんやたいしょう」って打とうとして、「本にゃ大正」になっちゃった場合でも、Google先生はちゃんと本屋大賞のページを持ってきてくれたという、ほんとどうでもいいお話。

先々週ぐらいに見た映画の感想を書き忘れてたので、書いとく。

茶の味

田舎を舞台に、ちょっと変わったところがある家族の日常を描いたお話、みたいなのであってるかな。
ちょっとボケが始まったおじいちゃん、仕事を再開し始めたお母さん、催眠療法士のお父さん、ぷーたろーかと思ったら音楽関係の仕事をしていたお母さんの弟、恋しちゃった息子、巨大な自分という幻覚を見る小学生の娘という家族なんですが、なんとなく抱えるものがあって、でもなんとなく解決されていくみたいな、のんびりとした雰囲気がいい感じ。

なかでも転校してきた女の子に恋しちゃた男の子が可愛くて可愛くて。止まらない衝動から、自転車かっ飛ばしてみたり、「俺が守るから」みたいな妄想してたり、ニヤニヤしてしまう。囲碁部にはいるということを小耳にはさんだら、これまではお父さんとちょっと指してただけだったのに、本まで借りて勉強してしまうとか、もしかしたらという部分で頑張っちゃうところが、恋する男の子だよねぇ。

あとおじいちゃんが良かった。時々奇声を発するけれど、妙にいい声と動きを見せてくれて、面倒も多いのかもしれないけれど、クスって笑わせてくれるものがあります。

とくに大きな事件が起きると言うわけでもなく、のんびりとした時間が流れていくけど、退屈するってことも得にはなく、最後の鉄棒のシーンでは妙な感動があって、良かったです。

茶の味 グッドテイスト・エディション [DVD]

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