2013年2月14日の日記

滅多に現れない仕事が、次々に舞い込んできて、いったい今日と言う日はなんなんだ。せっかくなので、めっちゃ働いてますよ忙しいですよアピールしようと思ったけど、上司休んでるし。
珍しく頭を使うこともあったりしたので、普段とは違う疲れかたをしております。ぐったり。

で、これを読んで。

別に僕はプログラマでも何でもないですが、「ブログを書いていたら声がかかって……」という昔話に触発されたので、ちょっと昔話を書いてみる。といっても、ほんの5、6年前の話ですけどね。
でもそのほんのちょっと昔のことを覚えてなかったりするので、勘違いしてたり美化されてたりするかもしれませんが、それはそれということで。

インターネットをやるようになってから、日記みたいなものはずっと書いていました。たしか1998年だったかそのぐらいからだったかなあ。あくまで自分向けであり、身内向けのものでした。
そんな中で、ちょこちょこと読んだ本の感想を書くようになったら、どこからかリンクを張られたり、トラックバックされたりして、見てくれてる人がいることを知りました。びっくりしつつも、ちょっと嬉しかった。

そのうち、だんだん本の感想が多くなってきたので、サイトを分けて、booklines.netを始めたのが、2005年の10月。ちょうどライトノベルを読み始めて1年ぐらい経ったころ。

サイトを分けたことで、アクセス数も上がり、トラックバックも結構な数を受けるようになったので、たぶんそこそこ知られるようになった……かどうかはわからない。サイト間の交流とか全然なかったもんなあ。コメントをもらったり、言及されるようなところではなかったから、ただ検索エンジンから流れてきてるだけだと思ってた。

そんな僕を引っ張り上げてくれたのは、誰であろう平和さんです。初めてのサイン会にドキドキしてるとブログに書いたら、声をかけてくださったのです。

むしろサイン会よりも緊張しましたよ。あのラノリン杯を主催してる有名人(僕からすると)に会うんですから。待ち合わせの三十分ぐらい前に到着してもぜんぜんおかしくなかったです。
そこで、次の週にあった米澤穂信サイン会後のオフ会にきませんかと誘われて、またまた自分が巡回してるサイトの管理人たちと出会うわけです。

この人が「鍵の壊れた部屋で見る夢」の……(このサイトがはてダだったから、僕もはてダ始めた)、「のべるのぶろぐ」……!トラックバック打ちまくってすみません、「好きなら言っちゃえ(略」きゃー!、みたいな。あ、秋山さんもいました。名前だけ知ってて女性だと思ってたから、びっくりだった。当時の日記見たらホストみたいって書いてるけど、要は格好よかったんですよ。まじマジ。

そこから、どんどんと知り合いが増えていきました(ちなみにコモリさんと初めて会ったのは2007年8月19日、こんこんさんと初めて会ったのは2009年12月30日)。
話すごとに面白い本の存在を知り、読んで読んで読みまくってたのが、この頃。年間800冊を読んだ2007年を超えることは、未だにできてません。1000冊の遠さを知る。

読んだこともさることながら、800冊すべてに感想を書いてたとか、どういう生活してたのか自分でもよくわからない。

あれから六年。

気づいたら、たくさんの知り合いができました。毎月集まりボードゲームで遊んだり、みんなで旅行に行ったり。はがないだった学生時代からは考えられないような日常です。

さらには、同人誌なんてつい最近まで読んだこともなかった僕が、主人公になった本が出来上がったりするような、まさかまさかの出来事もあったりして、なんだろうね、この面白い展開は。

もともと引きこもり気味なので、どうしてこうなったと不思議に思うけれど、いい人との出会いが多かったからだと思います。

いわゆるラ管連な人たちとは、たとえば十年後ぐらいにひょっこり会ったとしても、まるで昨日も会っていたみたいな感じで本の話ができるんじゃないかな。

……何の話をしたいんだかよくわからないけれど、ブログを書いていてよかったと思ったことでした。