2014年1月27日の日記

微妙に具合の悪い状態が続いている。なんなんだろ。いっそ熱でも出てくれれば、気持ちよく休めるのに。もしかしたら、熱があるかもしれないけれど、わからないぐらいだったらいいやと思いつつ、今日は早く休もう。


相変わらず、ちょこちょこと角川本をKindleで買っていて、来月の請求が怖い。明日の10時までだっけ?つまりは今日が最終夜なわけで……とか思ってたら、また買ってしまった。Oh……
今回は人から薦められるばかりでしたが、もし僕が薦めるならなんだろうと、いまさらながらに考えたわけですが、、全力で推すとしたら、「ペンギン・ハイウェイ」と「黄金の王 白銀の王」だな。

ペンギン・ハイウェイ

主人公は、小学四年生のアオヤマ君。日々いろんなことに興味を持つ彼が発見するものの面白さと言ったら!日々の生活の中には、こんなにも面白い物があふれているのかと驚かされます*1ちょっと気取って「研究」という彼のお勉強する態度がまた可愛かったりするんだ。
友達や両親、そして好きな人とのやり取りなども楽しく温かく、いろんなものが愛おしくなるお話でした。これは2012年に読んだんですが、個人的にはその年のベストでしたね。
ペンギン・ハイウェイ (角川文庫)

黄金の王 白銀の王

国の支配をかけて、何代にもわたり、戦い続けた二勢力。このままでは他国に滅ぼされると判断したそれぞれの王が、「共闘」を模索するも、加熱した争いを止めるには、あまりにみ溝が深く……という話ですが、まさに一気読み。これ読むためだったら、仕事休んでもぜんぜん惜しくないですよと言うか、休みたかった。途中で止めたくなかった。

大局はわかっていても、目の前に敵の頭が居るとしたら……という葛藤やら何やらを乗り越えたと思ったら、足を引っ張る人たちが出てくるし、これまでの争いで、恨み骨髄に徹してる人たちもいるから、どうなるかとハラハラドキドキ。理想への道のりは険しく、国を治めることの難しさが押し寄せてきて、心が潰されるかと思うほどでしたよ。最後まで読んでグッとなることうけあい。
黄金の王 白銀の王 (角川文庫)

この二作は超おすすめなので、読んだことなかったら、ぜひ。

……っていうか、具合悪いんだから、こんなことしてないで寝るべき。

*1:いかに自分の心が鈍ってるかは考えない