久しぶりに会った同僚に「白髪増えた?」と言われる程度には苦労してます。今日もぼっち。

三連休は、ほとんどゴロゴロして過ごしました。っていうか、具合悪すぎじゃないですかね。実家に帰って、いつもより多くご飯を食べたら、胃がフル活動してくれたおかげで、貧血になったし。この弱った体はどうにもならないんじゃないか説。ただ、具合が悪くても本は読めますからねってことで、本を読んでは寝て、起きては本を読んでた。日本酒飲み会に行きたかったので、そこんところは残念。
っていうか、今月末に健康診断があるんだけど、それまでに健康になれるのかしら。
体調不良なおかげで引きこもってばかりだったので、10月に入ってからの読書ペースが速いです。10日間で、漫画・小説を37冊読んでました。ちょっとペース早い。まあでもほら、無職転生とかそんなにページ数ないから、うん。っていうか、無職転生ってなろうで読んでたような気がしたんだけど、序盤以降覚えてなかったから、読もうと思って途中でやめたのかもしれない。じゃあ、なんで読んだのかと言ったら、Bookwalkerで安かったからです。面白かったしね。
で、37冊のうち、よかったなあと思ったのをちょっとあげとく。

シグザール警察特命官 まるで愛おしくない君とふたり

発売されたのはちょっと前だったような。どっかの感想サイトで、よいバディものみたいなワードを見かけて、購入リストに入れておいた。
いわゆるエリート刑事が、ちょっとしたミスで左遷された先は、雑用係の班で、所属している人もいわくありの令嬢だったというお話。出世街道に戻ろうとする傲岸不遜なエリートのジークが、健気で危なっかしいイリスから目が離せなくなって……というコンビものがとても良い。お互い感化されながら、でも決して馴れ合おうとしない……ように見えるけど、実は信頼してるよねってのが見えるさまがもう! こういう距離感のふたり、大好き。

ウチの使い魔がすみません(1)

Bookwalkerでおすすめされてたから、ちょっと読んでみた。
魔物の少女パティが召喚したのは、種族:人間、魔物研究家のおっさん・ノーマンだったというお話。
絵柄がかわいいですが、何より楽しいのが、人間のくせに魔物より強いノーマン。魔物研究家だけあって弱点を知ってるんだけど、それ以上に魔物を調査したいという熱意というか狂気が、周囲を怯えさせる様が大変楽しい。振り回されつつ、乗せられてしまうパティに、にやにやしちゃうものでした。良いドタバタです。

ウチの使い魔がすみません(1) (アフタヌーンKC)
櫓刃 鉄火
講談社 (2016-09-07)
売り上げランキング: 2,535

自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う

なろう転生ものだけど、自販機に生まれ変わるというのが新……しいのか? 色ものだと思って、なろうでも読まなかったんだけど、角川セールでなんとなくポチって読んでみたら、これが意外や意外に面白い。相手の言葉はわかるけれど、自販機にインプットされた「いらっしゃいませ」等の5つぐらいの言葉しか話せない「ハッコン」が、パーティを組んでもうまくいかない怪力少女ラッミスと出会って、というお話。
ヒロインにおぶさって移動する自動販売機って、なかなかにシュールだけど、限られた言葉でコミュニケーションを取りつつ、少しずつ距離を縮めて行く二人の関係や、冒険者たちから重宝がられるようになるところや、ちょっとした日常のほんわかなところとか、大変楽しい。話せるようになったらもっと面白くなるのか、それともこのまま制限があったほうが面白いのかはわかりませんが、ぜひとも続いてほしいと思いました。