「あの……シェナン……」 「うるさい。もう黙れ」 けれど、そう言う彼の耳は、ゆで上がったように真っ赤で。 アリアは思わずくすりと笑みを零した。 （……魅力って。私の魅力、って……） そんなことを言われたのは初めてだ。特に相手がこの ― 堅物王子だなんて。 …

「それは、あなたがこれを受け取るべくして受け取ったから。『なぜ』はないの。安心して堂々と胸をはっていなさい」 「胸をはるの？」 「そう。いつも心の中に風を吹かせるの。何か素敵なことが起こったとき、心を響かせられるようにね。女の子はいつも颯爽…

フェザンは、もう一度……ほんとにやるべきかどうか、ちょっとだけ迷った。 この先は、踏み出してしまえば、取り返しはつかない。 でも、考えるより先に、すでに心は決まってしまっていた。 （父上のためにも、エルミネール王国の将来のためにも、たぶん、これ…

積本が山のようにあっても、ほしい本があったら手に入れるのが deltazuluクオリティ（どこが！）。ってことで、「ガンパレード・マーチ 5121小隊の日常」購入。読むのがいつになるかわからないけど（早くて9月？）、手元においておかないと安心できないサガ…

いちせさん作による「ライトノベル感想リンク集」が公開されてます。レーベル別に確認できるというのはいいですねー。 リクリップスでもやってみようかと思ったけど、手を入れるのが大変なので諦める。あ、でも、電撃だけならなんとかなるか？ちょっとやって…

頭が重い。読みすぎというほど、本を読んでるつもりはないけど、暑さで体力減ってるのかもしれない。電車に乗ってるときは、ほんと辛かった。そろそろ扇風機つけないとダメだな。ちなみに、僕の部屋にはクーラなるものは設置されておりますが、リモコンが行…