大泉貴

ランジーン×コード tale.3 禁じられた記憶

「今度はちゃんと引きあわせてあげるよ」 ロゴの反応が彼にとっては期待通りだったらしい。 「かつてエネッグに補完されていた遺言詞の文字のリスト。君のお母さん、武藤凛子が綴ったもう一つのコトモノートにさ」 コトモノの中に入り込んでいくようなお話で…

ランジーン×コード tale.2 Dance with The Lang-Breakers

「いろんな『物語』が生まれるから、この世界は面白いんじゃないか!」 面白かった。コトモノについて理解している分、一巻よりすっきりと読むことができたからかな。破詞化現象というべく、踊りによってコトモノが変容していき、次々と倒れていく様は、まさ…

ランジーン×コード

「コトモノに関わるのは面倒くさい。本当に面倒くさい。だけど、僕にはそんな面倒くさい生き方しかできない。僕に残された唯一の選択肢を、誰かに壊させるわけにはいかない。これ以上、『物語』を壊させるわけにはいかない。だから、僕は動くんだ」 序盤はち…