竹本健治

キララ、またも探偵す。

「ど・ゆ・こ・と?」 僕はしばらく自分の見たものを信じられなかった。 あのときあそこにいた男がどうしてミス・キャンベルと?しかも、真っ昼間の路上でお尻をムニュムニュするという、見るからに徒ならない関係に? エロ分もミステリ分も、前作に比べると…

キララ、探偵す。

私はキララと申しますぅ。只今から私は、侑平様のメイトとしてお仕え致しますので、末永く宜しくお願い致しますぅ」 「え?え?どういうこと?」 「何もお聞きになっていないんですかあ?私はメイド用ロボット ― アンドロメイドSTタイプの試作品六号機ですぅ…