築地俊彦

ときむすび

「だって男は狼だし、タクトは男だし」 「このアホ。いまどき男は狼とか古いこと言うな。俺が、たとえばお前に、なにかしたことあったか」 「ないよ」 「それみろ、俺は健全だ」 真衣亜は冷ややかな目で見返した。 「……だからよけいにムカつくんだよ」 ちょ…

まぶらほ 〜もっともっとメイドの巻〜

「ヴィッカ、城にピアノがあったな。あれは誰か使っているのか」 「いえ。先々代の奥様が買い求められたものですが、使うものはいません。他にも楽器はたくさんあります」 「戻ったらピアノをばらす。それとワイヤーや太い針金を大量に用意してくれ。暗くな…

まぶらほ ふっかつの巻・ほくとう

ふっかつの巻最終巻。→ 感想

まぶらほ 〜デソレイション・エンジェルス〜

長編第三弾 感想: http://www.booklines.net/archives/4829117273.php

まぶらほ ふっかつの巻・きた

「お呼びしたのは、皆さんに渡すものがあるからです」 紫乃が差し出した飲み物。 それを口にした四人 − 玖里子、凛、舞穂、夕菜の体と心が入れ替わった? わたしがあなたで、あなたがわたし。 そんな状態のとき、夕菜の母親が日本に帰ってきた! 短い滞在の…