まぶらほ 〜もっともっとメイドの巻〜

「ヴィッカ、城にピアノがあったな。あれは誰か使っているのか」
「いえ。先々代の奥様が買い求められたものですが、使うものはいません。他にも楽器はたくさんあります」
「戻ったらピアノをばらす。それとワイヤーや太い針金を大量に用意してくれ。暗くなったら作業開始。射撃訓練はその後だ。忙しくなるぞ。ミルティ様へのお世話もしなければならない」
セレンは呆れた。
「この上、世話まですんのかよ」
「それがメイドの本分だ」

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